【NIU LABO 地域観光リサーチ vol.2】
8月18日 活動レポート
〜長崎の玄関 長崎空港編〜
こんにちは!長崎国際大学公認団体で地域と繋がる観光系文化サークルの「NIU LABO」です。今年度から「ただ観光地を楽しむ」だけでなく、毎度テーマを決めて学生目線で探求・記録するプロジェクト【地域観光リサーチ】。
(地域観光リサーチについてはこちら記事へ!👉️https://nitr.jp/stlab/607/ )
第2回の舞台は、「長崎の玄関」である長崎空港です!昨年の長崎空港開港50周年記念シンポジウムにメンバーが参加したご縁から、今回は長崎空港を運営されている長崎空港ビルディング株式会社の方々にご協力いただき、実現しました。(本記事は、フィールドワーク後に各メンバーが作成したレポートをもとに構成しています!)
今回は「長崎の玄関である長崎空港に飛行機に乗る以外に楽しめる可能性を探ろう」というテーマを掲げ、歴史や現状の分析、そして新たな楽しみ方のアイディアを模索するフィールドワークを行いました。
🚌行程とテーマ
視察には以下の行程とテーマで向かいました。


🍔 腹が減っては戦はできぬ!空港グルメを堪能
まず、お昼ゴハンを食べに空港2階の「麺どころ つばき・牡丹」さんに向かいました。夏休み期間というのもあり、帰省や観光で来られたような方が多くいらっしゃいました。我々は皿うどんやちゃんぽん、うどんなどを注文しました。量も多く長崎を感じられとても美味しかったです! あとでご説明をいただいたのですが、長崎空港には6店舗のカフェ・レストランがあり、1階の佐世保バーガーの「LOGKIT」さんや洋食の「蜂の家」さん、2階のお寿司やさん「しょうぶ」さんなど、どのお店に行っても長崎の料理、食材、味を堪能できるように工夫されているそうです。


いざ!フィールドワークへ!出陣!🚩
① 長崎空港の歴史と概要
ちゃんぽんでお腹を満たしたところで、会議室にて長崎空港ビルディングの方に長崎空港の歴史や概要についてお話しいただきました!
長崎空港は、騒音問題等の解決のために前身の大村空港から移転し、「箕島(みしま)」という島を埋め立ててできた「世界初の本格的な海上空港」です。元の島の跡は、滑走路を挟んで反対側に「花文字山」として残っています! 過去にはあの「コンコルド」が飛来したこともあり、当時は見物客で大賑わいだったとか。また、上海への国際線は日本で3番目に開通したという歴史や、民間と国の共存施設であり日本唯一の消防訓練施設があるなど、驚きの事実がたくさんありました。


いざ!現場へ
② 学生が感じた長崎空港の魅力と強み
歴史と概要の説明を聞かせてもらったあとは、会議室を出て空港ビルディングの方に案内していただきながら、実際に空港内を散策しました!
空港のお土産屋さんは品数もたくさんで、自称・長崎最大級らしいです!笑 でもそのくらい多くて、長崎の産品を網羅できると感じました!また、展望デッキでは、他の空港に比べて飛行機との高さや距離が近いとご説明いただきました。確かに飛行機の大きさを間近で感じることができました!搭乗口から飛行機に乗り込む瞬間まで見送ることができる「グッバイ受話器(バイバイテレフォン)」も魅力的です。 さらに、「coto」というコワーキングスペースがあったり、待合室などにもPC作業ができるスペースが多く、出張の方が多く利用されている様子でした。ここでテスト勉強とかできるかも?!
長崎空港ビルディングの新たな取り組み
その後、会議室に戻り、意見交換会と題して、長崎空港ビルディングの地域共創部とCX推進室の方も加わり、空港の現状や新たな取り組みについてご説明いただきました。 どちらも新しく設置された部署のようで、昨年の開港50周年から新たな50年へ動き出しているんだなと感じました。
地域共創部では、インバウンドに向けた五島などの島旅ツアーの企画や、空港だけでなく周辺の地域とともに盛り上げていく取り組みに動き出しているようです。バックヤードツアーでは安田産業汽船さんと協力し、船を活用して飛行機を下から見るなどの企画もされたそうです! また、CX推進室では単なるCS(顧客満足度)の向上だけでなく、CX(顧客体験)へと目標をシフトしています。旅の前・中・後(タビマエ・タビナカ・タビアト)において、お客様の感情を重視した総合的な体験価値を上げることを目指しているそうです。


③ 学生が感じた長崎空港の現状・課題
ご説明の中で空港ビルディングの方から現状のお話があり、コロナ禍以降リモートワークの普及により、ビジネス需要が回復しにくい傾向にあるようです。今まで安定的にあったビジネス需要が減り、観光需要は波があるため、どうカバーしていくかが課題とされているみたいです。
他にも学生が感じた課題として、以下のようなものがありました。
- 「世界初の海上空港」であることや大村湾に浮かぶ立地をもっとアピールできるのではないか。
- 展望デッキに屋根やベンチが少なく、少し寂しい(滞在時間を延ばしにくい)。
- 飛行機を利用しない地域住民が、わざわざ足を運ぶきっかけが少ない。
- 館内の照明が少し薄暗く感じる部分があった。


④ フィールドワークから考えた学生のアイディア
今回の視察と意見交換を通して、メンバーから様々な「飛行機に乗る以外の楽しみ方」のアイディアが飛び出しました!
- 食で胃袋を掴む!:買ったお土産を食べて長崎の地酒を呑める「角打ち」スペースや、夕日と飛行機を眺められる「展望デッキビアガーデン」。
- イベントで集客!:展望デッキを利用したミニ夏祭りや、離島の特産品を集めた「パンマルシェ」、子ども向けの「キッザニア風お仕事体験」。
- 待ち時間を体験に!:保安検査通過後に、長崎の風景の絵葉書を送れる特設ブース(限定消印付き)の設置や、お見送りメッセージツールの導入。
- 地域参加型の空港へ!:空港を広告塔にし、地域の子どもたちが描いた絵をワンシーズン展示する。
さらに意見交換では、学生が持ち込みで「大村湾まるごとフォトコンテスト」のアイディア(企画書)を発表させていただき、会話が進みました!空港単体の風景だけでなく、大村湾全体の観光資源を対象とし、みんなで書き込めるマップを作成して地域一帯の回遊を促すという提案です。
⑤ フィールドワーク後の学生の感想
今回は飛行機に乗ったことがない学生もいたようで、初めて空港にきた学生もいました。みんな普段の学生生活ではできない経験で、様々なことを感じたようです。
- 交通インフラを守りながら、来た人がファンになれるよう懸命に努力されている熱量を感じた。
- 単なる通過点で終わらせず、地域住民と観光客が交わる場にする難しさと面白さを学んだ。
- 新しい知識が増え、飛行機に乗って色々な空港に行ってみたくなった。就活の視野も広がった。
- 普段気に留めない裏側を知り、違った視点から空港を見ることができた。
- ディスカッションを通して、思いつかない意見に刺激を受け、行動を起こす意味を再確認できた。
終わりに
今回のリサーチを通して、長崎空港は単なる移動の通過点ではなく、地域住民と観光客が交わる交流の拠点としての大きな可能性を秘めていると実感しました。この学びを活かし、今後の活動に繋げていきたいと思います!
最後に、お忙しい中、私たちのために手厚くご対応いただいた長崎空港ビルディングの皆様、地域共創部やCX推進室の皆様、本当にありがとうございました!次回の【地域観光リサーチ vol.3】もお楽しみに!
Instagramに他の活動の様子を上げています!ぜひご覧ください!
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■ 執筆・リサーチメンバー
執筆:代表・一瀨
リサーチメンバー:一瀨、有田、宇土、谷口、中村ゆ





